『半沢直樹』『リーガルハイ』…堺雅人の役づくりがヤバい!

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【日刊サイゾー初出】(2013年12月)

 いよいよ本日、最終回を迎える堺雅人主演のドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)。大ヒット作『半沢直樹』(TBS系)には視聴率では及ばないが、作品評価は上々。特に主人公・古美門研介がヘリクツで真実を突く物語の面白さは「堺の演技力あってこそ」と、ネット上でも評判を呼んでいる。

 脚本を担当する古沢良太は、インタビューで「(古美門は)とにかくネチネチした嫌味なキャラクターにしようと思いました」と語っているが、それを魅力的に仕上げたのは、なんといっても堺の早口演技。ドラマ史上最速かと思われるスピードで長ゼリフを繰り出す堺だが、そのことによって脚本も変化し、前シリーズ後半には古沢が書くセリフ量も増加。いかに堺の演技が脚本に影響を与えたかがよくわかるエピソードだ。

 そもそも、堺の役づくりは"偏執狂"と呼んでもいいほどのものがある。著書『文・堺雅人』(文藝春秋)によれば、あるとき"手術"という言葉の言いにくさに腹立ち、「どこのどいつが"手術"なんてコトバを考案したのかと文献上の初出をしらべた」といい、ついには『三国志』までさかのぼった。そして「ヒミコの時代からつかわれているコトバにいまさら文句はいえず、いかりの矛先はあっさりうしなわれてしまった」そう。

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